茅ヶ崎のごみ処理の問題点〜ごみの有料化の背景〜

燃やせるごみ・燃やせないごみのゆくへについての記事で、ごみが焼却されて灰になり、埋め立てと資源化をされていることを知っていただけたかと思います。

まだお読みでない方は、下記からお読みいただけます。

ごみを燃やすことで生まれた灰は、茅ヶ崎市の堤十二天一般廃棄物最終処分場と、県外の最終処分場に埋めています。しかし、ごみ箱がいっぱいになるのと同じで、最終処分場に灰を埋めるには限界があります。なので現在使っている最終処分場は、“2033 年までしか使えない”のです。(汗)そして、茅ヶ崎では新しい最終処分場を作ることはできません。

なぜ作ることができないのか?どうしてごみの有料化を始めたのか?お伝えさせていただきます。

【最終処分場が作れない理由】
①埋め立てに使える大きな土地がない
今ある建物や緑を壊すことは難しく、埋め立てるために必要な大きな土地がない。

②環境や生物に被害が出る心配がある
もしも、灰の汚染物質が地下水や川へ流れてしまったら…井戸水や生き物に、悪影響を及ぼします。

③埋め立て終わっても継続した管理が必要
埋め立てが終わった旧最終処分場は堤スポーツ広 場になりましたが、今でも水質や大気の状況を管理しています。

といった問題があり、茅ヶ崎では新しく最終処分場を作ることをしませんでした。
では、埋め立てができなくなってしまったら、ごみ処理はどうなってしまうのか。

結果的に、ゴミを燃やすことで出たすべての灰を資源化することになります。


【灰の資源化について】
灰の一部は埋め立てるだけじゃなく、1800 度で溶かすことで有害な物質を無害化し、 砂や石・セメントなどの資源に変えています。

しかし、茅ヶ崎市の環境事業センターでは灰を資源化する専用の施設がないので、お金を払って栃木県や愛知県などの民間の施設で資源にしています。「灰は埋めずに全部資 源にすれば良いのでは?」と思うところですが、この作業には巨額な費用がかかります。 1トンの灰を資源化するのに約 5 万円。1年間で約8千トンの灰が出るので約4億円が必要になるのです!(驚)

8千トンってどの位の重さかイマイチぴんとこないと思いますが、ジャンボゲット機に例えると「約50機分!?」になります。

灰を資源にするということは「ごみの一部をリサイクルできる!」ということなので、本来は喜ばしいことですが、やはりこのままだとお金が足りません。
なので、今までより家庭から出るごみを減らし、ごみ処理にかかる費用を抑えるために今年の4月からごみの有料化が始まりました!

有料化については下記ボタンよりご覧下さい。