ごみの有料化について〜市役所へ取材〜

茅ヶ崎市は、燃やせるごみ・燃やせないごみを捨てる際に、指定の袋を購入して出すという「ごみ有料化」を今年の4月から始めました。もうだいぶ慣れていらしゃるかと思いますが、正直「なんでごみを出すのにお金が掛かるの?」 思っている方も多いはず。

茅ヶ崎市役所資源循環課の原田さんに「有料化の経緯と有料化について」お話を伺い、知ったことを下記にまとめました。

●ごみの有料化とは?
ごみ有料化とは、ごみ処理の経費の一部をごみ排出者である市民・事業者に手数料として負担してもらう制度です。スーパーやコンビニで指定のごみ袋を購入し、ごみを出します。

●ごみの有料化の目的は?
今までより家庭から出るごみを減らし、ごみ処理にかかる費用を抑えること。

ごみの処理費用はどのくらい?
茅ヶ崎のごみ処理には、年間で約 30億円以上のお金が掛かっています。2033年に最終処分場が使えなくなり、ごみの焼却灰を資源化するためには、毎年約4 億円が掛かります。 また、焼却処理施設、粗大ごみ処理施設、寒川広域リサイクルセンターの3施設は、2033年までに施設整備を行うため、さらに約12億円掛かります。しかし、ごみ処理に当てる市の予算は 3%
このままだと資金不足で灰の資源化や整備が行えません。
どこか他の予算を削ることもできず、市民税をこれ以上増やすこともできないのです。

ごみの有料化のメリットとは?
①「できるだけごみ袋に掛かる出費を抑え たい」という意識が生まれ、ごみの減量 に繋がる。
②市税でのごみ処理は、多く出してる人と そうでない人との間で明確な差がない が、出したごみの量が基準だと費用負担 が異なるため、公平性が保てる。
③簡易包装製品や詰替製品などの選択、 製品の再利用などを意識するようにな り、循環型社会の形成に繋がる。
④ごみが減ったり再生利用が増えること で、焼却処理量や最終処分量が減少す る。それに伴って、環境負荷やごみ処理 経費も少なくなる。

《茅ヶ崎のごみの削減目標!!》

茅ヶ崎市は2017年の家庭ごみ排出約4万6千トンに比べて、2034年は約3万5千トンのマイナス1万 1 千トン」目指しています。 
茅ヶ崎の年間の家庭ごみ 65%(約4万6千トン)のうち、25% 程度(約1万1千トン)がちゃんと分別すれば「資源」になるものです。燃やさなくて良い資源を、私たちの分別ミスで1万1千トンも焼却し、灰にしているのです。つまり、市民一人ひとりが分別を徹底すれば、茅ヶ崎のごみはまだまだ削減することが可能!なのです。

神奈川県の19市のうち、6市が有料化実施!
神奈川県では、19 市のうち5 市がすでに有料化を実施しています。大和市の例では、2005 年に 85,383トンあったごみが、実施から2年後の 2007年にはマイナス8千トンの77,094 トンに削減されています。

焼却するごみが増えれば増えるほど、資源化するためお金が掛かる。
なので、「ごみをできるだけ減らし、自分が出すごみに対して袋を購入するということで少し負担して協力しよう!」というのがごみの有料化です。

生活の中で少しでもごみを減らし、そしてしっかりと分別をして資源を循環させることを心掛けていきましょう!