まこぴさんを取材〜サステナブルファッションについて〜
こBENIRINGOのもみじです!
今回はサステナブルファッション業界の最前線で活動している「まこぴさん」に※サステナブルファッションの現状やこれからの未来についてお話を伺いました!
みなさんは、サステナブルファッションと聞いて何を思い浮かべますか?
環境に良いスタイルのものなのだろう。きっと、それ以上具体的なことをイメージするのは難しいと思います。私も同じでした。でも言葉を知ったからには具体的にはどんなことを意味するのかを知りたいと思い、まこぴさんを取材をしました。
※サステナブルファッションとは衣服の生産・廃棄に至るプロセスにおいて、将来が持続可能である事を目指し、地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのこと。
まこぴさんがサステナブルファッション業界で働くきっかけ
まこぴさんは学生時代、自分の大好きな洋服を作る現場(ラナプラザ)で起こった事故のニュースを知った事がきっかけだそうです。ラナプラザの事故とは、縫製工場で働いていた1132名の方の命が建物の老朽化かつ労働環境の悪さにより、亡くなってしまったバングラデシュで起きた人災のことです。この人災を知ったまこぴさんは、自分が大好きなファッションで生まれてしまう苦しむ人ができないようにしたいという思いと、国際協力をやりたいと思っていた事から国際協力×ファッションを掲げ、活動するようになったそうです。
しかし、ファストファッションの真っ盛りで思ったようにはいかず、諦めそうになったことも。そんな時、今の会社 unisteps で働くことになり、現在はoperation managerとして、企業/行政/生活者などと関わりながら、ファッション業界におけるサステナビリティ推進に向けた活動をされています。
現在のサステナブルファッション活動
現在、まこぴさんの会社は「Who made my clothes?」を掲げ、made in〇〇のみの記載だけでなく、1つの洋服を作る工程で関わった国、地域、工場などが透明化され、自分の着る洋服の情報を当たり前に知ることができる環境を作る事、イベントやポップアップを通してサステナブルファッションに興味を持ってもらうための工夫をするなど、今まで消費者に見えなかった情報を伝えることに力を入れているそうです。
ちなみに、今のサステナブルファッション業界は、10年前に活動していた時よりサステナブルファションや洋服の透明化などに興味を持ってくれる企業も増え、サステナブルな方向へ前進しているそうです。
このような業界の変化が、今もなおまこぴさんが活動している理由なのだと話してくださいました!!
サステナブルファッション×防災の未来について
防災士の資格もお持ちのまこぴさんに、サステナブルファッションと防災のこれからの可能性に関しても教えていただきました。
サステナブルファッションと防災の可能性についてはネックレスでもあり笛でもあるeffeのように、普段でも身につけられるファッション性のある防災グッズの拡大や毎日着る洋服だからこそ誰も苦しめたくないと、サステナブルファッションのあるべきカタチとアツい思いを語ってくださいました。
私は、今回の取材でサステナブルというものの中にファッションや防災があり、サステナブルというのは私たちの生活を維持していくための1つの方法で、環境を保全し関わる人・社会に配慮された実際にできる事だとまこぴさんのお話を伺って知ることができました。またこの取材よりも先に防災士のまこぴさんを知っていたのですが、ファッション業界で働く素敵な大人、まこぴさんのお話を聞くことができて、洋服に対する考え方や意識が変わり、自分の将来を考える良い機会になりました!
記者:こBENIRINGO もみじ (高校2年生)
BENIRINGOのフリーペッパーを見て、楽しみながらも環境保護活動をしているところに惹かれ、自分の良さをさらに見つけるため活動に参加しました。
消費者の商品選びから、環境を守るための行動を広めていきたいです。
私は、人も動物もみんなが生き生きと活動できる未来を作りたいです!